糖尿病の食事療法は、まず1日に必要なエネルギー量を基本にしています。総エネルギー量は年齢、性別、身長、体重、運動(労働)量、病状、糖尿病の合併症の有無などによっても変わります。
しばらく続けて体重の増減や、糖尿病の経過、全般の健康状態などで総エネルギーがその人に適切化同化を判断します。
子供の成長期や女性の妊娠中以外では、理想体重前後をキープできていること、肥満した人の場合は1ヶ月に1~2kgほどダイエット効果がみられることで総エネルギー量が適正とみなされます。
糖尿病患者の1日の総エネルギー量は標準体重x体重あたり必要エネルギー=指示エネルギー量で計算されます。たとえば身長170cmの人の場合、標準体重=1.70x1.70x22=63.6kg、運動量がそれほどない場合は、体重あたりの必要エネルギーを25キロカロリーで計算します。
すると総エネルギー量は体重63.6x必要エネルギー25キロカロリーで1590キロカロリーとなります。これは身長の割りに少ないと感じられますが、適切な総エネルギー量、そして良い栄養バランスが糖尿食には大切なのです。
