なぜ糖尿病になると血糖値が上がるのか、不思議ですね。
糖質は人が普段食べているご飯やパン、砂糖、アルコールなど、ほとんどの食べ物に含まれていますが、脂質やタンパク質とともにエネルギー源としてとても大事栄養素です。
カロリーが高いものはおいしいので食べ過ぎてしまいますが、こうした食べ物は体内に消化吸収されてブドウ糖に分解され、血液の中に送り込まれて身体中運ばれて、生活のエネルギーになるわけです。
この血液中のブドウ糖は血糖と呼ばれています。インスリンというホルモンは血糖を身体を動かすエネルギー源に変換したり、グリコーゲンとして肝臓に蓄える働きをしています。潤滑油のようなものですね。
インスリンは血液中のブドウ糖を細胞内に取り込んでエネルギー源として活用できるようにしているのです。インスリンが足りなくなったり、きちんと働かなくなったらエネルギーとして取り込めなくなるのですね。
うまくエネルギーに変換されなかった糖が血液中に溢れて、どんどん増えてしまいます。こうして血糖値が高い状態が続くことになりますが、その状態をが糖尿病です。
血糖値が高いから糖尿病の診断がつきますが、これは血糖値が高いことが原因で糖尿病になるのではなく、糖が未使用のまま血液中に溢れてしまった状態を糖尿病と呼ぶということです。
せっかく取り込んだエネルギー源の糖が使われずに余っている状態です。糖が勝手に増えて糖尿病になるのかと勘違いをしそうですが、そうではないのですね。
